彷徨さすらはば言に為すとて為さぬ身の覚えの淵に滝ぞ流れん ハァ、ベンベン 06

「どこといわず彷徨さすらい続け、あれをするといっても何もせず、口に出しては他人ばかりか自分までも裏切り続けてきた私がたどり着いたのは、昔から思い出に残る滝の側ではないか。覚えているつもりでいても記憶の中できれいに忘れ去っているものだなぁ(詠嘆)」

 ・・・お?おっと、どこかにトリップっちまったぜ、べいびー。なんかまるで関係ない戯言を口走った・・・いや書き走ったような気がするが・・・。まぁ、水不足の中にあっても滾と湧き出る熊本の地下水の如く尽きる事の無い都合のいい水をここでも流して(長いか?)、RISKの解説、歴史紹介パート2を始めちゃいましょうか!!

【幽暗の時代】
 永遠と呼べるほども長く続いていた光の使徒達の時代「白光の時代」も、種族間の反目が目立ち始めた頃からその平和が崩れだしてしまいました。
 白光の時代も後半になってくると、殺し合いとまではいかぬものの険悪な状態が続き、特にメシエスとルキアークの二種族間の反目はその原因がそれぞれの種族の属性の相違による(メシエスは水と風、ルキアークは火と大地に属し、互いに合いいれない属性をもつ)ためにひどく、その後長く互いの種族間に遺恨を残すほどその溝は広がっていました。
 また、メシエスの種族として高等であるとの自負と、光の門を解放したという自信が、当の光の門を閉ざした者達の同族であるデュエース達に向けられた事で、この二種族の仲も徐々に離れていってしまっていたのです。
 その様な状況の中、大陸レディラントへの生還を偶然果たした一人のダーラーが呼び出した一匹の力強き悪魔が、互いに心の離れたままの光の使徒達を襲ったのです。
 その悪魔とは、名をデュエン。闇の大地と怒りの突風をその力と為す、邪神達にも匹敵する力を持った妖魔でした。
 この悪魔は、闇の力を失い蛮族とも獣とも化していたグーア達に力を与え、彼らとまだサンデュラスカーナの古城の奥深くに残っていたダーラー達を配下にし、闇の門を開くべく光の四つの聖域にある四象の徴ニル・ファースを盗みだそうとしました。さらには、カを求めて闇に魂を売り渡したデュエースやメシエス達も多くがこの悪魔に従い、様々な奸計や策略の果てに、ついに風のしるしリルーアを除く三つのしるしまでもがデュエンの手に落ちてしまったのです。
 力を得、大々的に侵攻を進めるデュエンに対し、互いを信用しきれない光の使徒達は、組織的に対抗する術を見失っていました。デュエンは力で攻めるだけではなく、様々な場面で謀略を駆使し、裏切りや仲間への不信を利用して光の使徒達を内部的にも弱らせていったのです。

 しかし、このままでは闇の門が開き、今までとは逆に闇の支配する世界へとなってしまうのかと思われたその時、光の使徒達が再び結集し、力を合わせました。
 光の使徒達は、長い論議のあと、闇の門が開くのを阻止し、光の門を守るためにもその鍵である四象の徴ニル・ファースを破壊もしくは無力化することを決心しました。そしてここに、四つの聖物ファランたる武器が作られる事となります。
 風の民ヴェルスの賢者とメシエスの偉大な魔法使いが力を合わせ、風のしるしリルーアを無力化する聖剣ロードムサーズを鍛え上げました。
 全ての地脈を操るルキアークの大地勢魔術師とヴェルスの聖賢とが大地のしるしディアーテに対抗すべく雷斧テュネスサルースを作り上げました。
 火のしるしクリセナに対してはルキアークの大司祭とデュエースの始原魔術師が力を込めた炎の大剣リサルティアが作られました。
 そして、水のしるしディムスンに対してはデュエースとメシエスの大司祭が氷槍レイムタースを作り上げました。

 これら四つの聖物ファラン は、四種族がそれぞれ誇る勇者達おのおの四人、計16人の勇士達にゆだねられ、そこで、それぞれの種族が一人ずつ入った4人組・4つの決死隊が組まれました。彼ら16人は後々の世にも歌い継がれるほどの勇猛な闘いぶりを見せ、デュエンの腹心の部下であった五剣邪アル・アズスと呼ばれる妖魔達のうちの四匹と死闘を演じ、ついにはそれらを破り四象の徴ニル・ファース全てを無力化させる事に成功したのです。

 しかし、四象の徴ニル・ファースを失ってなお、デュエンは闇の門の解放を諦めていませんでした。人の勇者が旅立つ頃、デュエンは四象の徴ニル・ファース五剣邪アル・アズスに守らせながら、その昔闇の門を閉じた鍵、サーナを発見することに全神経を注いでいたのです。その虚を突かれ四象の徴ニル・ファースを失った訳ですが、デュエンは時同じくしてサーナの在処を突き止めていました。大陸の南西部、エンダインと呼ばれる山奥の塔の中に、それはありました。伝説の一なる鍵。 そして、それはそのサーナを造りだした五人の偉大なデュエースの魔術師達、“古老アル=エクサス”に守られていたのです。
 デュエンは、五剣邪アル・アズス唯一の生き残りの闇の剣邪アズールギルザを伴い、サーナを奪うべくエンダインへと軍を進めました。ギルザを配下に、闇の魔物の精鋭達を引き連れた必勝の布陣でしたが、明光の時代から生き続けていると言われる伝説の魔術師達の力はすさまじく、さらには古老の鍛えた魔剣ラームグリアを携えたデュエースの剣士リュームの活躍もあり、デュエンの野望ははかなくも打ち砕かれました。また、エンダインを攻める過程で戦力を分断してしまった魔軍は、結束し勢いを盛り返した光の使徒達の徹底的な攻撃にさらされる事になり、エンダインでの敗戦を契機に、敗退の道を転がり落ちていきました。

 結局、互いに多大な被害を出しながらも、戦いは光の使徒達の辛勝という結果に落ちつきました。最後の決戦にも破れ、落ち延びてサンデュラスカーナへと逃げ込んだデュエンも、二人の仲間と共に魔城にまで乗り込んできた剣匠リュームに討ち取られ、ここに妖魔デュエンが引き起こした戦乱の時代『幽暗の時代』が終わりを告げる事となったのです。

 ・・・げっ、 げげげっ!!(失礼)
 滅茶苦茶長いような気がするなぁ。一つの時代の解説にしては。そう、七つの時代の内やっと三っつ目が終わった訳ですが・・・、ま あ、先は長いんだ、ゆっくり行きましょうや!ぎょろ目のお笑い国会議員も言ってるじゃないですか、大きな事は出来ません、小さな事からこつこつと(笑)。今回の時代はいつか小説でも書こうかな、なんて思って結構細かく設定した時代なんで、長くなったんですが(RISKもまだ全然進んでないのにふてえ野郎だとの意見が聞こえてきそうだ)、次の解説では・・・次の次の解説では(笑)、 歴史については終わらせたいですねぇ。ほんと。
 兎にも角にも、ハムスターにも飛車にも、今回の解説はこれで終わりなのであ〜〜る。あ〜る、超人あ〜る。・・・えっ?面白くない?こりゃまた失礼しましたぁー。(ちゃん、ちゃん)

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