GAMER'S ISLAND
・SNATCHER
・弟切草
・かまいたちの夜
・白と黒の伝説
・Dの食卓
上記のソフトは、そのいずれも”恐怖”するソフトである。これらのソフトを「恐そうだから」と言って、真昼とか大人数でプレイするというのは勿体ない。恐怖させるソフトはそうさせるのが目的であるのだから、”恐怖”するソフトで”恐怖”出来たとき、初めてそのソフトを楽しんだわけである。それが出来ないソフトがいわゆるクソゲーというやつである。
さて、それはさておき、上記のソフトの何が恐怖させるのかを考えてみようと思う。
●SNATCHER
またtk4のスナッチャーびいきが始まった、と思う方も多々あると思うが、廃墟と化した工場シーン等では”恐怖”させると同時に”緊張”させる。このシステムは秀逸であった。
●弟切草
このソフトは“恐怖”させる要所要所をうまく押さえている。
映画的手法をかなり意識して作ってあるので、ここでこうなる、というのはある程度読めるのだが、やはり恐い。
しかし、 マルチなシナリオはいいのだが、後になるとストーリーがバラバラになるのはちょっといただけない。
●かまいたちの夜
小説家にシナリオを依頼しただけあって、物語のリアルさは抜群。
弟切草はホラー色が強かったが、これは紛れもないサスペンス。
下手な探偵物のソフトよりも謎は深い。ただ、マルチストーリーの変化手法は弟切草の方が良かったと思う。
余談ではあるが、ピンクのしおりに出てくるギャグシナリオは最高。笑いのツボもよく押さえてある。
●白と黒の伝説
2世代前のソフトではあるが、ライン文の画面と(当時にしては)リアルなストーリー展開が非常に恐かった。
また、このソフトには恐怖心を煽る音楽テープが付属されていた。
●Dの食卓
インタラクティブという手法を用いたこのソフトは、非常に「色」に神経を使っている。
一貫した薄暗い城の雰囲気はいやがうえにも 恐怖心を煽り立てる。カメラワークにも凝っているし、これがポリゴンか、と思わせるキャラクターの表情には執念すら感じる。
が、いかんせん手と足が弱い、ストーリーが弱い、といった若手のソフトハウスにありがちな欠点が(画面が綺麗なだけに)如実に現れてしまっている。
ゲーム内のほとんどがその場限りの謎を多用しているが、アウターワールドのような実に計算された謎と、かまいたちの夜のようなストーリー展開があったならば文句なしのベストソフトになりえただけに残念でならない。
と、色々酷評も書いたが、インタラクティブを代表するソフトの一本であることは間違いない。
次回を期待させるソフトである。